ＩＭＦ「中国経済の世界市場への影響は拡大の一途、政府は明確な政策発信を」

４月４日、ＩＭＦは国際金融安定性報告書で、中国の経済ショックが世界市場に及ぼす影響は今後拡大の一途をたどるとの認識を示した。写真は２０１５年１０月、北京で（２０１６年 ロイター/Kim Kyung-Hoon） 国際通貨基金（ＩＭＦ）は４日発表した国際金融安定性報告書で、中国の経済ショックが世界市場に及ぼす影響は今後拡大の一途をたどるとの認識を示した。 報告書では、新興市場の動向が世界の株価や為替の変動に占める割合が３割強から４割に達しているとした上で、昨年は中国経済や鉱工業生産の減速による影響が世界の金融市場に波及し、先進国、新興市場国とも株価や商品（コモディティー）市況の急落に見舞われたと指摘した。 その上で中国が発信する経済シグナルに各市場とも極めて影響を受けやすくなっており、政策当局は混乱したメッセージを発するべきでないと警告。「世界の金融システムで中国の果たす役割が拡大するにつれ、

[godmother]

中国は世界への影響力を反面では自負しているが、悪影響に関しては、内政干渉などという理由で世界に情報を提供しないできた。中共の維持存続を揺るがすような内政に取り組むとは思えない。困ったものだと思う。