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日本の高校生はアメリカの3倍、授業中に居眠りしている
<体質が夜型になりやすい青年期の生徒に、部活の朝練や朝の補習で早寝早起きを強いるのは好ましくない... <体質が夜型になりやすい青年期の生徒に、部活の朝練や朝の補習で早寝早起きを強いるのは好ましくない、という指摘も> 国際化が進んでいるが、日本に来た留学生が驚くのは、学生が教室で居眠りをしていることだ。筆者も大学で10年ほど教えたが、学生の居眠りにはよく遭遇した。だがとがめることはしなかった。授業に興味が持てないのだろう、バイトで疲れているのだろう、授業妨害ではない――。こう解釈していた。日本の大学には、こういう(やさしい)教員が多いかと思う。 しかし欧米はそうではなく、授業中に居眠りなどしたら教室から追い出される。日本では職場で居眠りをする人もいるが、「母国だったらクビになりかねない」と国外の人の目には奇異に映るようだ。 2017年に国立青少年教育振興機構が実施した高校生の国際比較調査で、授業中に居眠りをする頻度を尋ねている。日本とアメリカの生徒の回答分布を比べると<図1>のようになる。
2021/05/19 リンク