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温暖化対策で注目のCO2回収テクノロジー「DAC」 世界最大規模のプラントが続々と稼働するワケ
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<温暖化対策の新しい手法として話題のDACがいよいよ本格的に動き出した> 脱炭素社会を実現しようと多... <温暖化対策の新しい手法として話題のDACがいよいよ本格的に動き出した> 脱炭素社会を実現しようと多くの国々が対策に取り組むなか、大気中のCO2を直接吸収する新しい技術「ダイレクト・エア・キャプチャー(DAC)」を使ってCO2削減を実践する専門企業が徐々に増えている。 DACは、大気からCO2を回収しCO2フリーの(またはCO2を極力減らした)空気を放出する。集めたCO2は合成燃料や炭酸飲料に使われる。また、集めたCO2を地中深くに埋め、数年で石化させるという方法も実用化されている。国際エネルギー機関(IEA)によると、昨秋の時点で、約20のDACプラントが世界で稼働中だ。 アイスランドに、世界最大規模のDACプラント建設中 2021年9月、筆者はスイスのチューリヒで開催された国際会議「(第2回)ダイレクト・エア・キャプチャー・サミット」に出席した。DACの専門企業の代表などがスピーカーで