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女性のがん予防にも寄与、中学生向けがん教育に期待 がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一 - 日本経済新聞
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女性のがん予防にも寄与、中学生向けがん教育に期待 がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一 - 日本経済新聞
55歳までにがんになる確率は、男性は5%もありませんが、女性は男性の約2倍の9%です。乳がんと子宮頸(け... 55歳までにがんになる確率は、男性は5%もありませんが、女性は男性の約2倍の9%です。乳がんと子宮頸(けい)がんが若い世代に多いためです。女性が仕事に就けば、職場に若いがん患者が増えます。男性の場合、がんは一種の老化と言えますから、年齢とともに罹患(りかん)率は急増します。定年の延長により高齢の男性がん患者が職場に増えることになります。女性の就労と定年の延長は働くがん患者を増やすことになります