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対照的なフランスとドイツ~その問題点ばかりが似通っている日本の悩ましさ~
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対照的なフランスとドイツ~その問題点ばかりが似通っている日本の悩ましさ~
この8月から毎月のシリーズで欧米諸国の年金制度のレポートを手がけている。先月はドイツ、今月はフラ... この8月から毎月のシリーズで欧米諸国の年金制度のレポートを手がけている。先月はドイツ、今月はフランス編である。ユーロの統合の立役者であるこの両国ではあるが、その成り立ちの違いから抱える問題も様相が違っている。今回は失業率と出生率の二点から現状を紹介したい。 下の図1はフランスとドイツにおける失業率の推移を示している。2005年を境に失業率が低下し始めたのがドイツ、それと反対に2008年ごろから失業率の上昇が続いているのがフランスだ。 一連のユーロ危機ではギリシャやイタリア、スペインの財政問題に目が行きがちであったが、フランスの現状に強い危機感を抱いている関係者は少なくない。例えば、英エコノミスト誌は先月のフランス特集のなかで、「ユーロ統合以降、ドイツとの経済格差が拡大している」と指摘している。 このような形で両国間の差が生まれる直接のきっかけとなったのはユーロ安だ。ドイツは2000年代前半