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テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーをもつ宇宙線を検出|大阪公立大学
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テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーをもつ宇宙線を検出|大阪公立大学
本研究のポイント ◇ 2021年5月27日、アメリカ ユタ州における国際共同宇宙線観測実験「テレスコープアレ... 本研究のポイント ◇ 2021年5月27日、アメリカ ユタ州における国際共同宇宙線観測実験「テレスコープアレイ実験」によって極めて高いエネルギー(244エクサ電子ボルト)の宇宙線を検出。 ◇2008年から現在までの15年以上にわたるテレスコープアレイ実験史上最大のエネルギー。 ◇到来方向には発生源候補となる天体は存在せず、未知の天体現象や暗黒物質(ダークマター)の崩壊といった標準理論を超えた新物理起源の可能性も。 概要 宇宙から降り注いでいる高エネルギーの粒子(宇宙線)の中には、非常に高いエネルギーの宇宙線がごく稀に存在しており、宇宙におけるもっとも激烈な物理現象と関連していると考えられています。宇宙線は荷電粒子であるため宇宙磁場で曲げられますが、非常に高いエネルギーの宇宙線は磁場で曲げられにくく、到来方向が発生源を指し示す「次世代天文学」となることが期待されています。 大阪公立大学大学院