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慢性疼痛治療薬tanezumab、FDAがファストトラックに指定-米ファイザーと米リリー | QLifePro
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慢性疼痛治療薬tanezumab、FDAがファストトラックに指定-米ファイザーと米リリー | QLifePro
オピオイドやNSAIDsなどの鎮痛薬とは異なる作用機序 米ファイザーと米イーライリリー・アンド・カンパニ... オピオイドやNSAIDsなどの鎮痛薬とは異なる作用機序 米ファイザーと米イーライリリー・アンド・カンパニーは6月13日、変形性関節症(OA)および慢性腰痛症(CLBP)患者に対する慢性疼痛の治療薬として、「tanezumab」が米国食品医薬品局(FDA)よりファストトラック指定を取得したと発表した。ファイザーとリリーは、2013年に、同剤の全世界での共同開発および共同販売に関する契約を締結している。 Tanezumabは、神経成長因子(NGF)を選択的に標的として結合し、阻害することで作用する開発中のヒト化モノクローナル抗体。体内のNGF濃度は、外傷や炎症、慢性疼痛の状態にあることが原因で上昇する。同剤は、NGFを阻害することで、筋肉、皮膚、臓器で発生する疼痛シグナルが、脊髄・脳に到達しないように作用すると考えられている。オピオイドや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などのその他の鎮痛