中国のスシロー店舗、従業員の広東語禁止で物議

中国・広東省広州市のスシロー店舗が従業員の広東語の使用を禁止したことが物議を醸した。 問題の店舗は今年5月11日に広州市内にオープンしたスシロー富力海珠城店。報道によると、ネット上で拡散されたチャットアプリのスクリーンショット画像には、同店が従業員に対し、勤務中に広東語を話すことを禁止し、違反者には厳しく対処するとの内容が記されていた。 現地メディアの記者が同店を訪れて従業員に「広東語を話すとクビになるのですか？」と聞くと、「そんなことはないですが、奨励されていません」と回答。「罰金を科されますか？」との質問には「具体的な規定はないです。ただ、そういうふうに（広東語を話してはいけないと）言われています」と答えた。 こうした状況に市民からは「そんなに厳しいルールは必要ないのでは？広東語も文化だ」「ひどいと思う。広州に来たなら広州の文化を理解してほしいし、私たちも中国人として普通話（標準語）を