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”謎の大王”と呼ばれた「継体天皇」の真実 | 歴史人
26代天皇・継体天皇は地方出身の人間として初めて天皇へ即位した。異例の経歴の持ち主である。その生涯... 26代天皇・継体天皇は地方出身の人間として初めて天皇へ即位した。異例の経歴の持ち主である。その生涯には、様々な説が飛び交い、謎が多い人物として語られてきた。ここではそんな継体天皇の謎について迫っていく。 ■即位の謎、流浪の謎など、多数の謎を秘めた大王 Q.地方出身の天皇がなぜ誕生したのか? A.仁徳天皇から続いてきた直系の皇子が不在となったため。 後世に八幡大菩薩として祀られる第15代・応神天皇(大王)。その応神から仁徳天皇から武烈天皇まで10代続いたが、25代・武烈天皇には子がなかった。 「男女無くして継嗣絶ゆべし」(『日本書紀』)、つまりは仁徳天皇から続いてきた直系の皇子が不在になったというのだ。そこで越前(福井県)の傍系から婿を迎え入れるかたちで、新たな王が生まれた。これが継体天皇である。彼は武烈天皇の姉にあたる手白香皇女を皇后とした。 継体天皇は応神天皇の5世の孫とされる。また稚野
2024/01/02 リンク