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事故に遭った護衛艦「くらま」はどういう艦か - リアリズムと防衛を学ぶ
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事故に遭った護衛艦「くらま」はどういう艦か - リアリズムと防衛を学ぶ
関門海峡で残念な事故がありました。海自の護衛艦と韓国の貨物船が衝突したのです。幸い双方とも死者は... 関門海峡で残念な事故がありました。海自の護衛艦と韓国の貨物船が衝突したのです。幸い双方とも死者はありませんでした。怪我人は海自側に数名でたもようです。一日も早いご回復をお祈りします。 画像を見る限り、護衛艦”くらま”の船首部がボロボロになっています。 ヘリコプター護衛艦”くらま” 今回事故に遭った「くらま」は海上自衛隊の艦艇です。「ヘリコプター搭載護衛艦(略称:DDH)」という種類です。DDHはその名の通り、ヘリコプターを多数搭載します。 ヘリは艦隊の目として四方を見張ったり、敵の潜水艦を探すといった重要な役割をにないます。他にも人や物資の輸送、救難任務から電子戦にいたるまで、はばひろく活躍する柔軟性の高い兵器システムです。 そのヘリを多数搭載しているDDHは、艦隊の中心的な存在です。海上自衛隊は設立以来、わけあってずっと対潜水艦戦を重視してきました。潜水艦を見つけ、追跡するためにヘリ、そ