佐賀県立の夜間中学「彩志学舎」に 11月から募集開始 | 行政・社会 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞

佐賀県教育委員会は９日、２０２４年４月に開校する県立夜間中学の校名を「彩志（さいし）学舎中学」にすると発表した。佐賀市の佐賀北高通信制校舎内に設置し、今年１１月ごろに生徒募集を始める計画。学校説明会と体験入学を夏、秋の２回実施する。 校名には「個性や多様な価値観を尊重し、目標に向かって進む」という意味を込めた。生徒数は１学年２０人程度（全校で６０人程度）で、県内に居住し、義務教育を修了せずに学齢期を経過、または不登校などで十分な教育を受けられずに中学校を卒業した人、日本の義務教育を希望する外国籍の人が対象になる。 入学は４月を基本とするが、９月まで可能とする。２、３年からの入学も認め、最長６年まで在籍できる。授業時間は通常の中学の７割程度となる年間約７００時間を予定。必要に応じて日本語の指導も行う。県教育振興課は、オンデマンド動画の配信などオンラインを活用した授業について「前向きに検討して