「輸送密度１０００人未満」目安 地方鉄道 国主導で見直し協議 山陰４路線７区間該当 国交省検討会案 | 山陰中央新報デジタル

利用が低迷する鉄道ローカル線の将来に関する国土交通省有識者検討会の提言案が１９日、分かった。運行見直しの協議に入る目安の一つとして、１キロ当たりの１日平均乗客数を示す「輸送密度」が千人未満を挙げており、山陰両県関係は木次線など４路線７区間が該当する。国が主導する形で事業者や自治体と、鉄道としての存続策やバスなどへの転換を議論するとしている。月内の会合で決定する。 両県関係で、輸送密度千人未満に該当するのは、木次線２区間▽山陰線益田－長門市、鳥取－浜坂の２区間▽山口線益田...