【埼玉失踪少女保護】「首周りが血で真っ赤に染まっていた」「枝踏みしめる音が…」 容疑者確保の伊東市の住民

「車で細い路地に入り、出てきたときは首周りが血で真っ赤に染まっていたらしい。何でこんなところに来たのか」。現場近くに住む、自営業の男性（８２）は驚いた様子で話す。 寺内樺風（かぶ）容疑者が確保された静岡県伊東市十足の現場は、寺内容疑者の自宅ある東京都中野区から約１００キロ離れた、車１台が通れるほどの道幅しかない細い林道。伊東市の中心地から南に約６キロの山間部で、民家は周辺に数軒ある程度で、通行量は少なく住人以外は夜間、行き来しない地域だという。 近くに住む８０代女性は「林道には家が数軒あるが夜は街灯がないので真っ暗で、地元の人でも入らない場所。誰かに見られてとっさに入ったのか」と首をかしげる。現地消防によると、現場に到着した際、県道の道路脇で警察官と一緒に寺内容疑者が立っていた。首の右側に切り傷があり、出血した痕があったが血は乾いていたという。 午前１時半ごろ、飼い犬を家の外に出していたと