１５年前の殺傷 手配の男自殺か 神奈川県警、ＤＮＡ型で特定 書類送検へ

神奈川県厚木市で平成１５年１１月、静岡県富士市の風俗店従業員の女性＝当時（２６）＝と厚木市旭町の同店長の男性が刃物で刺され女性が死亡、男性が重傷を負った事件で、県警厚木署捜査本部が、昨年夏に県内で死亡しているのが見つかった当時２０代の男が関与した疑いが強まったとして、殺人と殺人未遂の疑いで容疑者死亡のまま近く書類送検する方針を固めたことが２３日、捜査関係者への取材で分かった。 事件直後、捜査本部は男性の証言から、当時客として訪れていた男を殺人と殺人未遂の疑いで指名手配し、行方を追っていた。 捜査関係者によると、男は１５年１１月９日未明、厚木市東町の駐車場で、勤務を終えて帰宅する途中の女性を待ち伏せ、刃物で胸を刺して殺害。悲鳴を聞いて駆けつけた店長の男性の腹を刺して重傷を負わせた疑いが持たれている。男は当時、現場近くに住み、アルバイト清掃員をしていた。 昨年夏に神奈川県内の湖で水死体が見つか

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"遺体は腐敗がかなり進んでおり、男は事件直後に湖に飛び込んで自殺した可能性が高いという。"