千葉・松戸市が無戸籍者を支援 サポートカード発行

千葉県松戸市は、出生届が出されず、無戸籍になっている人を支援する電話相談と相談窓口を県内で初めて開設した。 同市が把握している市内の無戸籍者は、就学前女児１人、男子中学生２人の未成年者３人と６５歳以上の高齢男性２人の計５人。高齢男性はいずれも認知症で身元が分からないという。そもそも無戸籍者の確認は困難で、他にもいるとみられる。 「離婚後３００日以内に生まれた子どもを前夫の子と推定する」という民法上の規定により、実際の父親でなくても前夫の戸籍に記載されてしまうことから、こうした事態を避けたい母親が出生届を出さずに、無戸籍となるケースが多いという。 １０月に開設した電話相談専用ダイヤルは０４７・７１０・６０８０で、平日の午前８時半～午後５時、市職員が対応。相談窓口も同じ時間、市民課に開設する。 また、相談者（本人や家族）が市の窓口で行政サービスを受けたり、手続きを行うときに、提示するだけで事情

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