李承晩ラインで拿捕された元漁師が思う竹島問題

韓国による拿捕と抑留経験を振り返る小川岩夫さん＝松江市韓国による竹島（島根県隠岐の島町）の不法占拠の始まりとなった「李承晩ライン」を越えたとして、昭和２９年に韓国の警備艇に拿捕(だほ)された男性がいる。元底引き網漁船の乗組員、小川岩夫さん（８３）＝松江市。約８カ月間、韓国に抑留された小川さんは「当時１５歳の私には何もかもわからないことばかり。ただ粗末な食事にシラミのいる毛布での暮らしだった」と振り返る。 １５歳での抑留李承晩ラインは、サンフランシスコ平和条約発効直前の１９５２（昭和２７）年１月１８日、当時の韓国大統領、李承晩が行った「隣接海洋に対する主権に関する宣言」のことを指す。日本海上を含む公海上に一方的に線引きし、日本漁船の操業を禁止するとともに竹島を強引に自国領へ引き入れた。

[kanoetatsu]

韓国よ、これこそ強制連行だ。