【アニメ深掘り】「トライブクルクル」 「歌と踊り」が最先端スタイル - 産経ニュース

□「アニメスタイル」編集長・小黒祐一郎 今や「歌と踊りがアニメの華」だ。「歌と踊り」をセールスポイントにするのが、テレビアニメ最先端のスタイルであるのだ。 女児向けアニメでいえば『プリティーリズム』シリーズ、『アイカツ！』、『プリパラ』が、ティーン以上のアニメファンに向けてのタイトルとしては『ラブライブ！』等がある。いずれも主人公たちはアイドル、あるいはアイドルに近しい立場の少女たちで、彼女たちの「歌と踊り」が作品の見せ場になっている。 『プリキュア』シリーズは５年前の『フレッシュプリキュア！』から、エンディング映像が主人公たちのダンスになっている。多くの視聴者に対して、アニメキャラクターの踊りが華やかなものであると印象づけたのは『プリキュア』かもしれない。今年の大ヒット作『妖怪ウォッチ』のオープニング「ゲラゲラポーのうた」、エンディング「ようかい体操第一」「ダン・ダン ドゥビ・ズバー！」