【蒼樹うめ展新聞】魔法少女まどか☆マギカ 未公開の設定画も - 産経ニュース

平成２３（２０１１）年１月に放送が始まったテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の第１話を見たファンには、新しい“魔法少女もの”として歓迎しながら、過去にもあった設定だと感じて関心度を下げた人が結構いた。そして第３話で繰り出された驚きの展開に仰天した。 ダークさを隠して物語を始めた虚淵（うろぶち）玄（げん）さんのシナリオワークに加え、『ひだまりスケッチ』などで明るくてかわいい美少女を多く描いていた蒼樹さんがキャラクター原案を手がけていたことも、『まどか』への当初の印象を穏やかなものにしていた。展開が悲壮さを増した後は、キャラとのギャップが際立つようになって、今までにないビジュアルの作品だと評判を呼んだ。 もっとも、蒼樹さんのキャラクター原案への起用は、ただミスリードのためにあったわけではない。苛烈さを増していく魔法少女たちの戦いの中で、蒼樹さんならではのかわいらしいキャラたちが傷つき、倒れ