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【続 消えるがん消えないがん】高価な新薬 命を救う医療と費用対価論(1/3ページ)
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【続 消えるがん消えないがん】高価な新薬 命を救う医療と費用対価論(1/3ページ)
「足が上がらない」。東京都江戸川区の吉仲勇さん(65)が体の異変に気づいたのは平成27年秋のこと... 「足が上がらない」。東京都江戸川区の吉仲勇さん(65)が体の異変に気づいたのは平成27年秋のことだった。 左官として15歳から脚立やはしごを上り下りしてきた。60代になってからも身軽さは若いころとまったく変わらず、左手に鏝(こて)板、右手に鏝という仕事のスタイルを続けてきた。それがいつの間にかおぼつかなくなっていた。家族は「ゾウの足のようにむくんでいる」と心配した。 仕事を休んで千葉県浦安市の病院に行った。足を見るまでもなく、手を見るなり、医師は即座に「肺がんの疑いが強い」と診断した。吉仲さんの両手の爪は丸く盛り上がっていた。肺の機能不全が爪や、足のむくみに表れていたのだ。 翌年1月、がん研有明病院(東京都江東区)を紹介された。各種検査を終えての結果は「ステージ4の肺がん」。すでに骨などへの転移も認められ、手術不可能な段階に進行していた。 「余命2〜3カ月かもしれない」。入院前に家族5人で