【豊洲問題】地下水モニタリング… ３０カ所で近く再調査、３機関に依頼し精度高める（1/2ページ）

豊洲市場（東京都江東区）の地下水モニタリング調査に関し、都は１６日、近く実施する再調査は、大幅に基準値を超えた場所を中心に３０カ所程度で実施する方針を明らかにした。測定結果の精度を高めるため３機関に依頼する。 モニタリングは土壌汚染対策の効果を確かめるために、平成２６年１１月〜２９年１月の約２年間で計９回行われた。地下水を分析した業者は１〜３回、４〜８回、９回目で異なる。 １〜３回目は豊洲の地下水管理システムを請け負った業者が採水を担当。分析業者は入札で決定した。４〜８回目では、各街区の施設の建築業者に発注。工事中の調査になるため、作業効率などを重視したからだ。実際には採水・分析ともに、各街区を担当した業者が、それぞれ下請けに発注した。工事が終了していた９回目は、採水・分析を一括して入札で発注した。