イージス・アショア候補地閣議決定 「安心」「標的」…秋田で賛否（2/2ページ）

一方で反対意見もある。 「配備によりミサイルの標的にされかねない」との懸念で、例に挙げられるのは先の大戦の終戦間際に秋田市であった土崎空襲だ。 昭和２０年８月１４日夜から１５日にかけ、土崎港の周辺で米軍のＢ２９爆撃機による大規模な空襲があった。現在でも採掘可能な油田がある秋田市では当時、付近に大規模な製油所があり、それを狙ったとされる。 土崎港被爆市民会議の伊藤紀久夫事務局長（７７）は「いつの間にか（配備に）巻き込まれてしまった印象。戦争にならない平和の道を考えたい」と話した。

[paravola]

「配備によりミサイルの標的にされかねない」との懸念で、例に挙げられるのは終戦間際に秋田市であった土崎空襲だ。秋田市では当時、付近に大規模な製油所があり、それを狙ったとされる