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【番頭の時代(1)】かわいくない部下の典型新浪剛史氏が壊すサントリーの大企業病…外からの「やってみなはれ」に賭ける創業家(1/3ページ)
日本の大店(おおだな)は、かつて主(あるじ)とそれを支える番頭とが繁盛のカギを握った。経営のプロ... 日本の大店(おおだな)は、かつて主(あるじ)とそれを支える番頭とが繁盛のカギを握った。経営のプロがもてはやされる現代でも、経営者を支える番頭の存在は不可欠だ。日産自動車社長のカルロス・ゴーンやファーストリテイリング会長兼社長の柳井正、日本電産社長の永守重信ら、日本を代表するカリスマ経営者と、それを支える番頭=BANTOUの姿を描くとともに、コンサルティング会社のビズグローがそのあり方を読み解く。 「小島さんは分かっていない」 東京都千代田区。三菱商事本社の会議室で、副社長だった小島順彦(よりひこ)(現会長)に、18歳年下の部下が机をたたかんばかりの勢いで、声を荒らげた。 風通しの良い三菱商事でも、副社長にここまで盾突く部下は決して多くない。激しい口調で詰め寄ったのは当時、同社で流通担当だった42歳の新浪剛史だ。 今年10月、その新浪は創業家以外では初めてサントリーホールディングス(HD)の
2014/11/30 リンク