吉野杉の建材や日本茶カフェ… 奥大和の特産品デザイン、短期滞在の建築家ら提案

「奥大和」と呼ばれる県南部・東部の事業所に短期滞在した国内外のデザイナーら６人が、吉野杉やお茶など特産品のデザインを考案し、橿原市の奥大和移住定住交流センター「ｅｎｇａｗａ（えんがわ）」で２８日、発表した。 「ＤＥＳＩＧＮ ＣＡＭＰ（デザインキャンプ）＠奥大和」と呼ばれる取り組みで、今回で４回目。デザイナーや建築家らが奥大和地域に１週間滞在し、事業者の販路拡大につながるアイデアを提案するのが目的で、過去には新規事業に結びついた事例もある。 滞在先は、下市町の「吉野銘木製造販売」▽同町の割り箸製造「廣箸」▽大淀町の茶葉製造販売「嘉兵衛本舗」－の３事業所。国内と海外のデザイナーらが２人１組となって２２日から３日間、各事業所にホームステイ。仕事を手伝いながら商品や地域について学び、２５日からは東吉野村の交流拠点施設「オフィスキャンプ東吉野」に滞在し、デザインを練り上げた。 吉野銘木製造販売に滞在