震災孤独死をなくしたい…仮設見守りの遺志、継承誓う 神戸で黒田さん追悼フォーラム（1/2ページ）

阪神大震災後の仮設住宅での見守り活動などに尽力し、昨年９月に７３歳で亡くなったＮＰＯ法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」元理事長の看護師、黒田裕子さんの追悼フォーラムが２１日、神戸市内で開かれた。参加者約８０人を前にゆかりの人々が思い出を語り、黒田さんの遺志を受け継ごうと誓った。 災害ボランティアなどに取り組む１８団体でつくる実行委員会が企画。ボランティア支援拠点「ひょうごボランタリープラザ」の室崎益輝所長は基調講演で「避難所の環境改善などを国や行政に訴え続けた黒田さんの姿勢を学ぶ必要がある」と強調した。その後、大学教授ら３人のパネリストが加わり、黒田さんの活動を次代にどのようにつなげていくべきかを話し合った。

[frothmouth]

“阪神大震災後の仮設住宅での見守り活動などに尽力し、昨年９月に７３歳で亡くなったＮＰＯ法人「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」元理事長の看護師、黒田裕子さんの追悼フォーラムが２１日、神戸市内で開かれ