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iPS使い白血病治療 患者の免疫細胞大量作製 京大が研究、今春から(1/2ページ)
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iPS使い白血病治療 患者の免疫細胞大量作製 京大が研究、今春から(1/2ページ)
血液のがん、白血病の患者の細胞から作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、がんを攻撃する免... 血液のがん、白血病の患者の細胞から作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、がんを攻撃する免疫細胞を大量に作る治療法の研究を、京都大再生医科学研究所の河本宏教授(免疫学)らのチームが今年春から着手することが11日、分かった。 チームによると、今年4月以降、試験管内で細胞レベルの研究を始め、マウスなどの動物実験を経て、平成31(2019)年度にも治験を開始。安全性などを確かめたうえで、実用化につなげる。実現すれば、iPS細胞を使うがん治療法として初の事例になるという。 今回の治療法は、白血病の患者から血液を採り、がんを攻撃する免疫細胞「キラーT細胞」を採取。この免疫細胞からiPS細胞を作製して再び免疫細胞へ変化させることでがんへの治療効果を探る。 この治療法は、25年に開発した皮膚がん患者の免疫細胞からiPS細胞を作製する手法を応用。免疫細胞を増やすのは難しいが、iPS細胞なら大量に増や