【参院選記者座談会】「橋下抜き」なのに維新圧勝の深層 民共共闘は「人殺し予算」影響…女性〝キャラかぶり〟自民ヒヤヒヤ（1/4ページ）

自民、公明、おおさか維新などの「改憲勢力」が、国会発議の要件となる３分の２以上の議席を確保した７月１０日投開票の参院選。改選数４に９人が立候補し、激戦となった大阪選挙区では、自民、公明が各１議席、おおさか維新が２議席を獲得した。橋下徹前代表の政界引退の影響が注目されたが、本拠地・大阪での党勢をさらに伸ばす結果となった。橋下氏不在の中、おおさか維新はどのように戦い、「圧勝劇」を引き寄せたのか。参院選の担当記者らが選挙戦を振り返った。 予想を超える「圧勝」 Ａ「おおさか維新の浅田均さん（６５）と高木佳保里さん（４３）の得票数の合計は約１４０万票。日本維新の会として、候補者１人で戦った前回選から約３５万票を上積みした。橋下さんが昨年１２月に政界を引退し、選挙戦ではまったく表舞台に出てこなかったことを考えると、『圧勝』といってよいのでは」 Ｂ「選挙前は、所属議員からも橋下さん不在の影響を心配する声

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