近畿の求人倍率（３月）は１・５７倍 失業率も改善 - 産経ニュース

厚生労働省が２７日発表した近畿２府４県の３月の有効求人倍率（季節調整値）は前月比０・０３ポイント上昇の１・５７倍となり、２カ月ぶりに改善した。総務省が発表した近畿の３月の完全失業率（原数値）は前年同月比０・５ポイント低下の２・７％と、１３カ月連続で改善した。 奈良や和歌山で公共工事が増え、建設現場に派遣する警備会社の求人も多かった。大阪労働局は「建設業やサービス業の人手不足が続いており、求人は今後も増える傾向にある」と見通した。 府県別の有効求人倍率は、大阪が１・７２倍、京都が１・６２倍、滋賀と奈良が１・４２倍、兵庫が１・３８倍、和歌山が１・３０倍だった。

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