【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】呪縛解けた矢野政権２年目の組閣、新入閣は…（1/3ページ）

奇跡のクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ進出は阪神・矢野燿大（あきひろ）監督（５０）の権限を飛躍的に増大させました。それが何を意味するのか…。今オフのコーチ人事における矢野の恋人の入閣であり、補強策における矢野の意向の反映です。今週の１７日には注目のドラフト会議が行われますが、２日には指揮官が注目発言。「（佐々木は）末恐ろしい伸びしろ。すごい楽しみが多いピッチャー」と語りました。岩手・大船渡高の佐々木朗希（ろうき）投手（１７）＝１９０センチ、８６キロ＝が１位指名されれば、それは編成方針が矢野監督に集約されたことを意味します。 ■勝てば官軍の鉄則 勝負の世界には鉄則があります。これは過去も現在も未来も同じです。勝てば官軍、敗軍の将は兵を語らず…です。勝負の世界で勝ち抜いた者は当然のことながら周囲からの人心が集まり、発言力が強くなります。逆に負けたなら兵を語らず、ではなく語ること

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「今オフのコーチ人事における“矢野の恋人”の入閣」…とりあえず、井上一樹コーチの招聘。