同性カップル権利法可決 イタリア上院 - 産経ニュース

イタリア上院は２５日、同性カップルに夫婦に準じた権利を認める法案を賛成多数で可決した。今後、下院で審議される予定。ＡＮＳＡ通信などが伝えた。ただイタリアは同性愛をタブー視するカトリックの総本山バチカンのお膝元でもあり、こうした動きに反対も根強い。 ２５日の可決を受け、イタリアのレンツィ首相は「わが国にとって歴史に残る日になるだろう」と語った。 一方、当初の法案には同性カップルが異性との間でもうけた子供を養子として認める条項が含まれていたが、保守派の抵抗で削除されたため、同性愛団体が強く反発している。 欧州人権裁判所は昨年７月、イタリア政府が同性婚や同性間のパートナー関係を認めないのは人権侵害に当たるとの判断を下したことを受け、同国で法整備の必要性を問う声が高まっていた。（共同）

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【今週のフクシ・エントリ！】“欧州人権裁判所は昨年７月、伊政府が同性婚や同性間のパートナー関係を認めないのは人権侵害に当たるとの判断を下したことを受け、同国で法整備の必要性を問う声が高まっていた”