桐蔭学園、初の単独Ｖ王手！因縁の東福岡一蹴４Ｔ／高校ラグビー

相手のパスをインターセプトし、独走で先制トライを決める飯塚。桐蔭学園は初の単独優勝に王手をかけた （撮影・水島啓輔） 第９９回全国高校ラグビー準決勝（５日、花園ラグビー場）前回準優勝の桐蔭学園（神奈川）はＢシードの東福岡を３４－７で下し、２大会連続７度目の決勝進出を決めた。２０１０年度に決勝で引き分けて両校優勝となった因縁の相手を破り、９大会ぶり２度目、単独では初の優勝に王手をかけた。７日午後２時からの決勝は、Ｂシードの常翔学園（大阪第２）に２６－７と快勝した御所（ごせ）実（奈良）とのＡシード同士の激突。御所実は５大会ぶり４度目の決勝で初Ｖを目指す。 ３１－７と勝利が確実な試合終了間際、桐蔭学園はＳＯ伊藤大祐主将（３年）のＤＧ（３点）で締めくくった。 「去年の借りを返す舞台に立つことができました」 大阪桐蔭に２４－２６とわずか２点が届かず、５度目の準優勝に終わった前回決勝。悔しさをピッチの