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特許・意匠・商標の違い、5分で理解する知財の基礎用語
まずは、本質的に複雑な知財の世界をできるだけ簡略化して解説していこう。 そもそも「知財(知的財産)... まずは、本質的に複雑な知財の世界をできるだけ簡略化して解説していこう。 そもそも「知財(知的財産)」とは何なのか?最も単純に言えば知財とは「価値がある情報」のことである。最近ではあまり使われないが、無体財産あるいは無形財産という言い方のほうがわかりやすいかもしれない。知財には、特許、意匠(工業デザイン)、商標、著作物、ノウハウ、商品化権(パブリシティ権)、データベースなど、多様なものがある。 今回は、スマートフォン市場におけるベンダー間の争いを理解するうえで重要な知財の基礎について見ていこう。まずは、当然ながら最も重要なのが「特許」だ。 特許権とは何か? 「特許権」とは、発明を一定期間独占できる権利のことである。ここでいう発明とは、簡単に言えば「技術的なアイデア」のことだ。「一定期間」とは多くの場合、20年である(例外もある)。そして、「独占できる」とは他者の実施(使用、生産、販売、輸出、
2011/09/22 リンク