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残そうとする凄烈な意志 〈アイヌ語を語り継ぐ〉中川裕=思索のノート|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
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残そうとする凄烈な意志 〈アイヌ語を語り継ぐ〉中川裕=思索のノート|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト
私が早稲田大学の田村すず子先生の合宿で北海道平取(びらとり)町に行き、アイヌ語の話者の元を訪れたの... 私が早稲田大学の田村すず子先生の合宿で北海道平取(びらとり)町に行き、アイヌ語の話者の元を訪れたのは、大学3年生の時。その時から気になっていたことは、この人たちはなぜこんなに熱心に私たちの相手をしてくれるのだろうということだった。 ペナコリという集落に住む川上松子さんには、その後も10年以上にわたって大変お世話になったが、初めて会った時から、簡単な単語もろくに聞き取れない学生たちに、一生懸命アイヌ語での会話を聞かせようとしているのが、ひしひしと伝わってきた。 その会話の相手は木幡菊三さん。会話そのものは、日本語になったりアイヌ語になったり、気の向くままだったが、韻文で節をつけて語るヤイクレカㇻパ「会見の辞」というもので私たちを迎えてくれた。その時には当然のことながら、何を口にしているのかわからなかったのだが、その後何十年もたって、このヤイクレカㇻパの実演記録は、北海道全体でもごくわずかしか