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週間国際経済2022(25) No.318 08/01~08/14
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週間国際経済2022(25) No.318 08/01~08/14
今週の時事雑感 08/01~08/14 世界は政治体制ではなく経済格差で分断されている ウクライナ「開戦」の... 今週の時事雑感 08/01~08/14 世界は政治体制ではなく経済格差で分断されている ウクライナ「開戦」の教訓 ロシアのウクライナ侵攻から半年が経過した。なるほど歴史が教えるように、戦争はひとたび始まれば終わりの出口が見えなくなり、また戦禍は戦場に限定されない。戦線の優勢劣勢に関する情報は溢れるほどだが、「なぜ開戦は回避できなかったのか」という議論は意図的に回避されているのか、いっさい盛り上がる様子がない。そうしたなかで今また、台湾情勢が緊迫している。 巷に「拡大抑止」論(自国のみならず他国への武力行使にも反撃する意思を示すことによる戦争抑止効果)なるものが徘徊しているが、その有効性を検証するためにもウクライナ開戦の教訓を熟議することが不可欠なはずだが。それでもアメリカの対中瀬戸際外交に正義の装いが許されるのは、世界が「民主主義と権威主義の戦い」のなかにあるという啓蒙主義的妄想ゆえである