競争激化や新型コロナの影響で稼働率10％前後に…「豊鉄ターミナルホテル」が閉館へ 「駅近」強みに約30年営業 | 東海テレビNEWS

愛知県の豊橋駅近くのビジネスホテル「豊鉄ターミナルホテル」が、9月30日で営業を終了することがわかりました。 豊鉄ターミナルホテルは1988年、「豊橋駅東口から一番近いビジネスホテル」として豊橋駅前に開業し、およそ30年にわたりビジネス客向けの利用を中心に営業を続けていました。 しかし、4年ほど前から周辺に新しいホテルが次々に進出し競争が激しくなったことに加え、新型コロナウイルスの感染拡大による宿泊客の激減を受け、最近の客室稼働率は10%前後に落ち込んでいました。 2019年度の決算はホテル単体で赤字に転じ、豊鉄ターミナルホテルの親会社・豊橋鉄道は、新型コロナウイルスの終息が見通せず、事業の継続が難しいとして、ホテルの閉館を決めたということです。 最終営業日は9月30日の予定です。