日馬暴行騒動の意外な余波 力士が消えた夜の中洲 | 東スポWEB

大相撲の横綱日馬富士（３３＝伊勢ヶ浜）が１０月の秋巡業中に鳥取県内で幕内貴ノ岩（２７＝貴乃花）に暴行を加えた問題は、角界内に大きな余波を及ぼしている。今回の騒動を受けて、関取衆が所属する部屋の多くが「ネオン街自粛令」を通達していたことが判明。その一方で、問題を引き起こした日馬富士のグッズ類が飛ぶように売れる“珍現象”も起きていた。 日馬富士の暴行問題に揺れる日本相撲協会は九州場所１３日目（福岡国際センター）の２４日、慌ただしい動きを見せた。午前中には日馬富士の師匠の伊勢ヶ浜親方（５７＝元横綱旭富士）が役員室に入り、約２０分間にわたって八角理事長（５４＝元横綱北勝海）ら協会執行部と対応を協議したもよう。その後に執行部は午後２時前に貴ノ岩の師匠の貴乃花親方（４５＝元横綱）を役員室に呼び出した。 貴乃花親方はわずか３分ほどで退室。午後５時過ぎに再び役員室に足を運んだが、今度は１分余りで部屋を出て