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少年ゲリラ兵、マラリア、住民虐殺── 『沖縄スパイ戦史』が描く戦争の実相
陸軍中野学校出身者42名が沖縄に渡り、秘密戦の種を蒔いた。そして引き起こされる少年兵たちの死闘、強... 陸軍中野学校出身者42名が沖縄に渡り、秘密戦の種を蒔いた。そして引き起こされる少年兵たちの死闘、強制移住とマラリアによる大量死、スパイ容疑の住民虐殺。カメラはこれまで語られなかった沖縄戦の陰の部分に光を当てる。ドキュメンタリー映画『沖縄スパイ戦史』を監督したジャーナリスト、三上智恵と大矢英代が、本作に込めたそれぞれの思い、未来への警鐘を熱く語る。 * もともと三上監督と大矢監督は琉球朝日放送(QAB)にいらして、先輩後輩の間柄だったそうですね。 三上:私がQABにいるときに大学院生だった彼女と出会いました。ハキハキと話すし生意気なことも言う。波照間島に住み込んで映像を撮っていたと聞いたので「波照間の言葉できるの?」と尋ねたら完璧な波照間語で返されて、凄い子がいるなと思いました。QABに入った年の9月にはオスプレイ配備に反対する県民による普天間基地の全ゲート封鎖を大型台風が直撃するなかで現場
2018/07/23 リンク