【松井一郎 維新伝心】今年の抱負は「実」 日米で東アジア情勢の安定を

新年あけましておめでとうございます。私もそろそろいい年齢なので、年末年始はゆっくり体を休めた。今年も、日本、大阪の成長を政治主導で進めるため、全力を尽くしていきたい。 府市と経済団体が４日に大阪市内で開いた新年互礼会では、今年の抱負を表す漢字として「実」を掲げた。動き出し始めたさまざまな課題を着実、確実に実現させるという意味だ。 大阪で言えば、大阪万博とカジノを含む統合型リゾート施設（ＩＲ）の誘致や、動き出した道路や鉄道などの成長インフラを、東京に負けない大都市に成長するためのパーツとして、確実に仕上げていく。 新年早々、大きな政治的イベントが控えている。今月２０日のトランプ次期米大統領の誕生だ。 トランプさんは昨年末あたりから、北朝鮮の核・ミサイル開発や、それを止めない中国への批判をツイッターに投稿して、東アジアへの影響力を強めている。 一国主義は今の世界の環境では成り立たず、日本ととも