国際忍者学会設立で記念大会 | NHKニュース

日本の文化の１つとして海外からも関心が高まっている忍者の研究を行う国際忍者学会が設立され、記念の大会が三重県伊賀市で開かれました。 記念大会には国内外の忍者の研究者や忍者の伝承が残る自治体の関係者などおよそ２００人が集まり、三重県の鈴木知事が「忍者文化を持続可能なものにするために、忍者に関する多様なネットワークを構築することは非常に意義深い」とあいさつしました。 また、山梨学院大学のウィリアム・リード教授が講演し、忍者が手を複雑に交差させる「印」には精神を落ち着かせる効果があることや、忍者は証拠を残さないよう文書を残さず、必要なことは暗記していたことなどを紹介しました。 学会では今後、年１回大会を開くなど、国際的な情報交換を進めていくことにしています。 三重大学人文学部教授で国際忍者研究センターの山田雄司副センター長は「東京オリンピックも近いので、海外の方に向けての発信にも取り組んでいきた