「米ロ関係悪化で核軍縮の進展困難に」 国連事務次長 | NHKニュース

国連で軍縮を担当する中満泉事務次長は、核軍縮の道筋を話し合うため29日に開幕したＮＰＴ＝核拡散防止条約の準備委員会の進展について、「アメリカとロシアの関係が難しくなり、さまざまな影響が出てきている」と述べ、米ロ関係の悪化が核軍縮の進展を困難にしているとして厳しい見通しを示しました。 この中で中満次長は「国際関係が緊張の度合いを増している。特に超大国のアメリカとロシアの関係が悪化して、ＮＰＴにさまざまな影響が出ている」と述べて、米ロ関係の悪化が核軍縮の進展を困難にしているとして厳しい見通しを示しました。 その一方で、中満次長は「状況が悪いからこそ軍縮をきちんと考える必要があるという声が各国の閣僚レベルから出てきているのも事実だ」とも述べ、各国間の意思疎通を後押ししていく考えを強調しました。 また、中満次長は、高校生による核廃絶を求める署名活動について、「皆さんが世界をどのようにしていきたいか

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