台風豪雨で氾濫の３河川 栃木県は「氾濫発生情報」出さず | NHKニュース

ことし10月の台風19号の豪雨で、栃木県が管理していて氾濫した３つの川について「氾濫発生情報」を出していなかったことが分かりました。ほかにも職員が現場を確認できずに６時間たったあとに発表したケースもあり、県は水位計の増設などを検討したいとしています。 永野川は「洪水予報河川」に指定され、氾濫した場合は水防法に基づいて「氾濫発生情報」を管理者の栃木県が出すことになっていますが、県が発表したのは６時間余りたった翌日の午前２時でした。 県によりますと、広い範囲が浸水して職員が現場を確認できず、市からも連絡が来なかったことが原因だということです。 ＮＨＫが各地の川の氾濫状況を調べたところ、県が管理していた８つの「洪水予報河川」のうち３つの川については同じような理由で「氾濫発生情報」を出していなかったことが分かりました。 栃木県は、市との情報共有がうまくいかなかったり川に職員が近づけずに氾濫が分から

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