インド北部 氷河崩壊で洪水 死者26人 不明170人 救助活動急ぐ | 環境 | NHKニュース

ヒマラヤ山脈が連なるインド北部で氷河が崩壊して起きた洪水で、これまでに26人の死亡が確認され、およそ170人の安否がわかっていません。軍などは土砂が大量に流れ込んだトンネルのなかに多くの人が取り残されているとみて救助活動を急いでいます。 ヒマラヤ山脈が連なるインド北部のウッタラカンド州の山間部で7日、氷河が崩壊して土砂とともに川に流れ込んで洪水が起き、下流にある2か所の水力発電所などで作業員らが巻き込まれました。 州政府によりますとこれまでに26人の死亡が確認され、およそ170人の安否がわかっていないということです。 発電所の近くにはトンネルがありますが、入り口から内部に土砂が大量に流れ込んでいて、軍などは30人以上の作業員が取り残されているとみて救助活動を急いでいます。 トンネルは長さがおよそ2.5キロで、救助隊が大型の機械を使って入り口からおよそ150メートルまで土砂を取り除いたという