“津波で船が衝突” 港の被害軽減策まとまる 国土交通省 | NHKニュース

10年前に発生した東日本大震災で大津波に襲われた港では、船がぶつかって施設が壊れるなど大きな被害を受けたことから、国土交通省は新たに港の被害を軽減する対策をまとめました。 東日本大震災では東北や関東の港を大津波が襲い、国土交通省の調査で係留中だった船のうち5割余りは避難が間に合わず岸壁に衝突して施設を損傷させたほか、陸上に乗り上げるなど大きな被害が出ました。 国土交通省では震災後、地震の揺れに強い岸壁の整備などを進めていますが、新たに船による港への二次的な被害を軽減する対策をまとめました。 それによりますと、津波警報が出たら船がすぐに港の外に避難できるよう、船の前の部分を港の内側に向けるのではなく、ふだんから港の外に向けて係留することが有効だとしています。 名古屋港の一部のふ頭では、すでに船の前の部分を港の外に向けて係留する取り組みを始めているということです。 また、船がぶつかることを想定

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（NHK）それによりますと、津波警報が出たら船がすぐに港の外に避難できるよう、船の前の部分を港の内側に向けるのではなく、ふだんから港の外に向けて係留することが有効だとしています。