9歳女児連れ去り事件 39歳被告に懲役10年の判決 横浜地裁 | NHKニュース

去年9月、横浜市で9歳の女の子を車で連れ去った罪などに問われた39歳の被告に対して、横浜地方裁判所は懲役10年を言い渡しました。 東京 葛飾区の無職、大竹晃史被告（39）は、去年9月、横浜市で当時9歳の小学生の女の子を車で連れ去ったとして、未成年者略取などの罪に問われています。 6日の判決で横浜地方裁判所の青沼潔裁判官は「オンラインゲームで知り合った被害者を、段ボール箱に押し込んで連れ去って、およそ2日間にわたって支配下に置き、被害者や両親に多大な精神的苦痛を与えた」と述べました。 そのうえで「被告なりに反省のことばを述べていることや、被害弁償を行っていることなど考慮するべき事情もあるが、刑事責任は重大だ」として、懲役15年の検察の求刑に対し、懲役10年を言い渡しました。