金利差拡大で円安加速か FRB利上げどうなる 日米3人の専門家が分析 | NHK

円安がさらに加速するかもしれません。背景にある日米の金利差が拡大するか注目されます。 アメリカの中央銀行にあたるFRB＝連邦準備制度理事会は20日から2日間、金融政策を決める会合を開きます。記録的なインフレが続く中、大幅な利上げを決めるものとみられていますが、専門家たちはどのように予測しているのでしょうか。FRBの政策に詳しい日米3人の識者に話を聞きました。 （ワシントン支局記者・小田島拓也） FRB元幹部「利上げ幅は1％の可能性は低く0.75％」 まずはじめにFRBの元幹部に話を聞きました。 2009年から2018年までニューヨーク連邦準備銀行の総裁を務め、この間、金融政策を決めるFRBの会合では副委員長だったウィリアム・ダドリー氏です。 ダドリー氏はあしもとのインフレについて次のように指摘します。 「8月の消費者物価指数では変動幅が大きいエネルギーと食品をのぞいた指数が上昇し、高いイン

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“この金利の見通しを示すチャートがタカ派（＝金融引き締め的）であれば、日本の金融政策が変わらないことを前提に円相場には円安圧力がかかり、目安は1ドル＝150円になると予測します”