鎌倉時代の歴史書に記述の星を“超新星と特定” 東大など発表 | NHK

鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」に記述がある星について、東京大学などは理論的な解析をもとにカシオペヤ座付近の方向にあり、超新星と呼ばれる爆発を起こした天体だと特定したと発表しました。 鎌倉幕府についてつづられた歴史書「吾妻鏡」には、旧暦の1181年6月25日に「客星」と呼ばれる星が突然現れ、「土星のような明るさに見えた」とする記述があります。 東京大学の大学院生、黄天鋭さんなどの研究チームは、この星は超新星と呼ばれる爆発によるものではないかと推測する一方で「土星のような明るさ」とする記述が満月ほどに明るく見えることもある超新星とは異なっていることに注目し、天体の特定を試みる研究を行いました。 「吾妻鏡」以外の史料なども検討した結果、カシオペヤ座付近の方向にある天体の可能性が高いとみて、現在の観測データをもとにモデルを構築して当時の明るさを推定したところ、「土星のような明るさ」と合致することから、

[kukurukakara]

“カシオペヤ座付近の方向にある天体の可能性が高い””「土星のような明るさ」と合致することから、この天体が「吾妻鏡」で紹介された「客星」だと特定しました”天変の記述が後世で場所が特定されるの面白い.

[facebooook]

“「吾妻鏡」旧暦の1181年6月25日に「客星」と呼ばれる星が突然現れ、「土星のような明るさに見えた」とする記述があります。”　 Ia型超新星爆発