高山でダイヤモンドダストや樹氷｜NHK 東海のニュース

２０日は、二十四節気のひとつ「大寒」です。 岐阜県高山市では、この冬１番の冷え込みとなり、空気中の水分が氷の結晶となって輝く「ダイヤモンドダスト」と見られる現象が確認されました。 岐阜県内では、２０日朝、地表の熱が奪われる放射冷却などの影響で、県内２３か所にある観測点のうち、１０か所でこの冬の最低気温を記録し、厳しい冷え込みとなりました。 このうち、午前８時前にマイナス１８度を観測した高山市西部の荘川町六厩地区の川沿いでは、空気中の水蒸気が冷えて氷の結晶となって輝く「ダイヤモンドダスト」と見られる現象が確認されました。 また、樹木には、木の枝に空気中の水蒸気が覆うように凍りつく「霧氷」と見られる現象も起きていて、幻想的な景色が広がっていました。 ３歳の子どもを連れて訪れていた２０代の母親は「とてもきれいで不思議な景色ですね」と話していました。

[hiroomi]

“午前８時前にマイナス１８度を観測した高山市西部の荘川町六厩地区”