岐阜城に豊臣秀吉の家臣・池田輝政が築いたとみられる石垣｜NHK 東海のニュース

織田信長の居城として知られる岐阜城の周辺で、豊臣秀吉の家臣の池田輝政が築いたとみられる新たな石垣が見つかり、専門家は「時代が信長から秀吉に変わったことを示すために、輝政が築いたのではないか」と分析しています。 新たに石垣が見つかったのは、岐阜城の天守閣の東側で、岐阜市が去年１０月から行っていた発掘調査で、石垣の一部と石垣の上の建物に使われていたとみられる瓦の破片が見つかりました。 岐阜市によりますと、江戸時代の史料などから豊臣秀吉の家臣の池田輝政が城主だった時代に、輝政が天守閣周辺を改修して築かれた石垣や建物である可能性が高いということです。 城郭の歴史に詳しい滋賀県立大学の中井均名誉教授は「池田輝政は、秀吉が美濃を治めるため１０万石で岐阜城の城主に据えた重要な大名だ。時代が信長から秀吉に変わったことを示そうと、信長によって築かれた象徴的な天守に、輝政が新たな石垣などを築いたのではないか」

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西国宰相、当時は秀吉の家臣