恐るべき人月商売の感染力、現場のお役立ちツールと化す日本製ERP

ERPを日本語では「統合基幹業務システム」と表記する。この表記を広めたメディアの責任でもあるが、私は常々、とんでもない言い換えだと思っている。 だってそうだろう。ERPは「Enterprise Resource Planning」の略称である。本来の意味に沿って訳せば「全社的リソース計画」あたりが適切な表記かと思う。 つまりERPは全体最適を図る経営のためのツールなのだ。一方、統合基幹業務システムはいかにもシステム屋的な言い方だから、ERPの本質を誤解させる恐れがある。だから私は「とんでもない」と思っていたのだ。 とはいえ多勢に無勢。ERPが日本で普及し始めたころ、「ERPを統合基幹業システムと表記するのはやめよう」と書いたり言ったりしたが、読者やIT業界から完全にスルーされてしまった。で、不本意ながら記事でも「ERP（統合基幹業務システム）」と書いてきた。実際、この極言暴論でさえもその表

[el-condor]

"そのあたりの経営者の問題意識は同じ（はずだ）"それはどうだろう。ERPは経営者の業務についても改革を要求するからなあ。元より本邦と欧米先進国では経営者の資質からして格段の差があるわけで。

[nakamurataisuke]

今更感のある中身のないゴミ記事

[daybeforeyesterday]

うーむ

[kaipu1224]

独自仕様を盛り込んだその会社しか使えないゴミシステムは多々見る

[sgo2]

組織や運営など、会社そのものが(政府等も含めれば社会が)「システム」であるという考えが浸透しない限りは日本の凋落は止まらんと思う。竹槍でB29を落とそうとしていたのと同じ過ちを繰り返している。

[sny22015]

会社の業務改善が大体は現場からのボトムアップなので、お役立ちツールのほうが売り込みやすいという事情がありそう