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ぶっちぎりの勝利は自己満足の妄想
この連載では、先が見えない「暗闇プロジェクト」を任された場合に参考になりそうなヒントやノウハウを... この連載では、先が見えない「暗闇プロジェクト」を任された場合に参考になりそうなヒントやノウハウを紹介している。 ベンダーにとって、顧客からいかに案件を受注するかは重要な問題だ。受注できそうかどうかに加えて、「無理してでも受注すべきか」の見極めが鍵を握る。これらに関する二つのセオリーを紹介しよう。 セオリー1 幸運の女神には前髪しかない 「幸運の女神には前髪しかない」。これはレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉だとされる。これがセオリー1の一つめだ。 チャンスは一瞬しかない。うかうかしていたり、慎重に考えていたりすると女神は走り去ってしまう。あわてて捕まえようとしても後ろ髪がなく、つかめない。 チャンスをつかむには、素早く行動しなければならないということだ(図1)。まさに「暗闇」向けの教訓と言えるだろう。 「今日の午後4時までに見積もりが欲しい」 ベンダーが正式な見積もりを顧客に提出する際には通常
2016/01/14 リンク