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今回も前回紹介したuBLASの補完ライブラリの一部の機能について説明します. 今回説明するのは次の機能... 今回も前回紹介したuBLASの補完ライブラリの一部の機能について説明します. 今回説明するのは次の機能です. sum trace diag_prod sum は行列の全成分の和を返します.これは boost.numeric.ublas.sum の行列版です. boost.numeric.ublas.sum は何故かベクトルにしか適用できないようになっています. しかし,ベクトルに適用できる演算を自然な形で行列に拡張できるというのに,それが提供されていないのは一貫性の観点から問題であると思います. trace は行列の対角成分の和を返します.私は何故これほど原始的な演算が uBLAS に実装されていないのか理解できません.行列のトレースは間違いなく線形代数の基本的な演算の一つであり,そして uBLAS 最大の特徴である遅延評価で実装されるべき最たるものです.というのも,M x N 行列のトレ
2012/11/06 リンク